「別荘を買いたいけど、敷地内と敷地外のどちらがいいの?」
これは、別荘を探している人が必ずぶつかる悩みのひとつです。
敷地外なら 管理費ゼロでコストを抑えられる し、敷地内なら 管理サービスがあって安心。
どちらが正解なのか、迷ってしまいますよね。
我が家は コロナ禍をきっかけに那須に別荘を購入 し、Duallife(二拠点生活)をスタート。
「管理費がかかるのはちょっと…」と悩みながらも、最終的に「敷地内」の別荘を選びました。
それから5年。今振り返ると…
- 災害時の対応がスムーズだった
- 不在時の管理が手厚く、トラブルが少ない
- ゴミ処理や設備の手配もラクだった
など、敷地内を選んで大正解!と感じる場面がたくさんありました。
今回は、「敷地内 vs. 敷地外」それぞれのメリット・デメリット を整理し、実際に暮らしてわかったリアルな違い をお伝えします。
これから別荘購入を考えている方の参考になれば嬉しいです!
我が家の別荘購入の経緯
コロナ禍をきっかけに、家族で二拠点生活を始めようと那須に別荘を購入しました。
平日は東京で仕事と学校、週末は那須で自然を満喫する生活を続け、早くも5年が経ちます。
当時は、 「敷地内の別荘を選ぶか、敷地外の物件にするか?」 という点で迷いました。
不動産情報を見ていると、 「管理費不要!」 を売りにする別荘敷地外の物件も多く、正直、費用を抑えられる点は魅力的に感じました。
しかし、実際に 5年過ごしてみると、別荘敷地内を選んでよかった! と実感する場面がたくさんありました。
今回はその理由を詳しくご紹介します。
我が家が別荘購入し、Duallife(二拠点生活)を始まったきっかけの詳細は↓
【関連記事】30代の東京勤務ワーママが那須で別荘を購入した理由、人生は一度きりのため
「別荘敷地内」と「別荘敷地外」の違いとは?
実際に比較すると、以下のような違いがあります。
項目 | 別荘敷地内 | 別荘敷地外 |
管理の有無 | 管理事務所があり、巡回や点検が受けられる | 自己管理が基本 |
水道・道路などのインフラ | 自治会や管理組合が整備 | 自治体や個人負担で維持管理 |
防犯・安全面 | 巡回・防犯カメラなどで一定の管理 | 基本的に自己管理 |
メンテナンス | 水抜き・建物点検などを依頼できる | すべて自分で実施か業者へ手配 |
災害対応 | 地震の際に連絡が来る | 自分で確認しに行く必要あり |
ゴミ処理 | 年中いつでも管理事務所のゴミスケーションに捨てられる | 自分で運搬・処理 |
業者の手配 | リフォーム・清掃・設備修理の紹介あり | 自分で探す必要あり |
管理費 | 年間5~10万円程度 | 不要だが、メンテナンス費は自己負担 |
こうして比べると、「別荘敷地外は自己管理が大変」 ということがわかります。
一方で、「管理費が発生しない」「好きなようにカスタマイズできる」 というメリットもあります。
では、実際に別荘敷地内で暮らしてみて 「選んでよかった!」 と感じたポイントを紹介します。
我が家が「別荘敷地内」を選んでよかった理由
不在時の安心感
別荘は常に住んでいるわけではないので、不在時の管理 が大きなポイント。
例えば…
- 地震が起きたとき → すぐに管理事務所から連絡があり、建物の状況を確認してくれた
- 忘れ物をしたとき → 食べ物を放置してしまったときに処分をお願いできた
- 予期せぬトラブル → 大雪の影響で玄関が開かなくなったときに除雪を依頼
敷地外の物件だったら、すべて自分で確認しに行かないといけません。
特に 「地震の後、室内で割れたガラスが散乱していた」 というときは、管理事務所が事前に片付けてくれて助かりました。
我が家が実際に別荘に忘れたものと、管理事務局に対応していただいた内容をご紹介します。
- 生卵 → 処分していただいた
- 玉ねぎ → 別荘の冷蔵庫に格納していただいた
- コードレスイヤホン → 着払宅配で送っていただいた
もし別荘敷地外だったら、どうなっていたでしょうか?
忘れ物を取りに 自分でもう一度別荘へ行く 必要があり、すでに帰宅していて翌日が仕事なら、取りに行くのは難しくなります。特に 生ものはそのまま放置すれば腐ってしまい、次回訪れたときに大変なことに…!異臭や虫の発生など、余計な手間がかかることを考えると、管理事務局の存在は本当にありがたい と思います。こうした「ちょっとした困りごと」に対応してもらえるのは、本当に助かります。
一度、会社用PCを別荘に忘れ、高速に乗ってから気づいたときは、さすがに引き返しましたが…😅
【関連記事】別荘は月1で十分?頻度別メリット・デメリットまとめ
別荘生活がスムーズに
別荘管理事務所では、以下のような 便利なサービス があります。
- リフォーム会社・清掃会社・プロパンガス業者の紹介 → 信頼できる業者をすぐ手配できる
- 水抜き・水出し → 冬の凍結対策もお任せ
- 宅配便の受け取り → ネットで注文した荷物を管理事務所で預かってくれる
特に冬の水抜きは、しっかりやらないと水道管が破裂するリスクがあります。
一度、管理事務所の新人スタッフがしっかり水抜きをせず、部屋が浸水したことがありましたが、すぐに対応してくれました。
防犯・災害時の対応
空き家の状態が長くなると、どうしても 防犯や災害のリスク が気になります。
敷地内なら…
✅ 定期的な巡回があるので、不審者の侵入リスクが低い
✅ 倒木や土砂崩れがあったときに、管理事務所がすぐ対応してくれる
敷地外だと…
❌ 何か起きても、すぐには気づけない
❌ 修理や撤去を全部自分で手配する必要がある
管理事務所の他に、防犯カメラをつけて不在の時も安心です。↓
実際にかかる費用比較(敷地内 vs. 敷地外)
我が家の場合、年間に実際にかかった費用となります。
費用項目 | 別荘敷地内 | 別荘敷地外 |
別荘管理費 | 年間5〜6万円 | なし |
自治会費 | 年間5〜6万円 | なし |
水道管理費 | 自治体の水道代(使用量で課金) | |
ゴミ処理費 | 無料(管理費に含まれる) | 自分で持ち帰り |
一見、敷地外の方が安く見えますが、実際には水道や防犯、トラブル対応にかかるコストや手間を考えると、敷地内の方が楽というのが実感です。
これから別荘を検討する人へアドバイス
- 「とにかくコストを抑えたい」「自分で管理できる」 → 別荘敷地外
- 「管理の手間を減らしたい」「防犯・災害対策も任せたい」 → 別荘敷地内
我が家は 「手間やトラブルを減らして、快適に二拠点生活を送りたい」 という理由で、敷地内を選んで正解でした。
もし 「別荘の管理で後悔したくない!」 という方は、敷地内物件もぜひ検討してみてくださいね!
我が家は別荘の引き渡し時に使ったサービス:ダスキンの引き渡し掃除パケットです。↓

管理事務所の他に、防犯カメラを合わせて活用すると、安心!
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