別荘生活の楽しみの一つは、何と言っても新鮮な果物を思う存分味わえることです。都会では手に入らない地元で育った旬の果物を、季節ごとに楽しめるのは特別な贅沢です。
特に、梨の品種の食べ比べは非常に楽しい体験です。近所には朝9時から営業する梨園があり、店先にさまざまなサイズの梨がずらりと並べられます。地元ならではの新鮮な梨が、手軽に手に入るのが嬉しいポイントです。
親戚に送る贈答用には、綺麗なサイズの大きめの梨をお願いすることが多いです。梨園では発送手続きもその場でしてくれ、その日に収穫した新鮮な梨が当日、遅くても翌日には届けられます。このフレッシュさは、都会ではなかなか味わえない贅沢で、親戚からも「こんなに美味しい梨は食べたことがない」と非常に好評です。
そして、朝早く梨園に行くと、数量限定の訳あり品を狙うこともできます。形が不揃いなだけで味は変わらない梨が、お得な価格で手に入るため、地元の人たちにも大人気です。訳あり品なら、一袋に1000円で、7、8個入っています。スーパーで一つ300円〜よりはとてもお得です。特大サイズの梨や贈答用だと、一箱3000円〜5000円といった価格帯です。いずれも新鮮で、美味しさには全く遜色ありません。
そして、写真の果物リストには幸水や豊水、そしてにっこりといった梨の品種が並んでいます。それぞれの品種は異なる特徴を持ち、旬の時期に合わせてその違いを楽しむことができます。
– 幸水(8月中旬〜下旬):別荘ライフで最初に楽しめる梨の品種です。この時期の幸水は、とにかくみずみずしい食感**が魅力。ひと口かじると、口いっぱいに広がるジュースが夏の暑さを忘れさせてくれます。甘さも強く、夏の終わりにふさわしい爽やかな味わいです。
– 豊水(9月上旬〜中旬):次にやってくるのが豊水です。幸水に比べて少ししっとりとした食感があり、より落ち着いた甘さが特徴。酸味がわずかに感じられるので、甘さと酸味のバランスが絶妙で、食べ応えがあります。夏の終わりから秋へと季節が移り変わる時期にぴったりです。
– にっこり(10月中旬〜下旬):最後に登場するのが、にっこり。この梨は名前の通り、食べると自然と笑顔になるような、濃厚な甘さとしっとりとした滑らかな食感が特徴です。秋の涼しい風を感じながら食べるにっこりは、まさに別荘での秋を楽しむための一品。大ぶりなサイズなので、食べ応えも十分です。
それぞれの品種の梨を、収穫の時期ごとに味わうことで、季節の移ろいを感じることができるのも、別荘ライフの醍醐味です。最初の**みずみずしい幸水**から、後半の**しっとりとしたにっこり**まで、味わいの変化を楽しむのも贅沢なひとときです。
近くの農家で直接収穫する楽しみもありますし、それぞれの品種で作るスムージーやフルーツサラダは、どんな日でもフレッシュで美味しく、子供たちも大喜びです。
湿度の高い季節でも、フレッシュな果物が持つ瑞々しさでさっぱりとリフレッシュできるのも、自然の中での特権です。
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