庭の木を伐採して薪作り—失敗から学んだ4つの注意点

木の伐採 田舎の生活

寒くなってくると、薪ストーブの薪の消費が一気に増えます。できるだけ経済的に薪を確保したいと考える方も多いのではないでしょうか。そんな中で、自分の庭にある木を伐採して薪にしようと考える方もいらっしゃるでしょう。今回は、庭木を伐採して薪にする際に注意したいポイントや、実際に伐採に挑戦した経験をもとに、失敗から学んだことをシェアします。

木を伐採する理由

我が家の別荘に、屋敷や庭以外のエリアはほとんどがどんぐりの木で覆われた森のような状態です。木々が成長し、間隔が狭くなったことで、みんな太陽の光を求めて高く伸びていきます。そのため、木の上部だけに葉が茂り、下の方は影になってほとんど葉がなくなっています。こうなると、上の方が重たくなり、強風が吹くと細い木は倒れそうなほど激しく揺れるのです。

そこで、この中の1本の細めの木を伐採して薪にすることにしました。

失敗ポイント1:伐採するタイミング

伐採を始めたのは秋の始まりで、木にはまだ葉が残っていました。このため、木の中に水分が多く含まれており、全体的に非常に重たい状態でした。伐採するには、葉が落ちて水分が抜けた冬の方が軽く切りやすいと後で知りました。特に薪に使う場合は、乾燥の面でも冬に伐採するのが最適です。

失敗ポイント2:道具の選択

当初は、斧とノコギリで挑戦しましたが、思っていた以上に木が硬く、夫婦で交代して作業しても力が尽きてしまいました。途中で作業が進まず、結局電動ノコギリを購入して再挑戦することに。大きめの木を伐採する際は、最初からチェーンソーなどの電動工具を準備しておく方が効率的です。


失敗ポイント3:薪としての乾燥期間

伐採後は薪ストーブ用に使う予定でしたが、調べてみると乾燥には1年以上かかるとのことでした。伐採直後の生木では火がつきにくく、煙も多くなるため、すぐに薪として使えません。その年の冬は結局、道の駅や薪の専門店で薪を購入することに。薪として使うなら、早めに伐採・乾燥を始めておくことが大事だと痛感しました。

失敗ポイント4:倒れる方向の予測

最後に

今回の伐採は、薪を手に入れるという目的は果たせたものの、計画不足や道具の準備不足で大変な作業となりました。伐採は見た目以上にハードな作業で、危険も伴うため、事前の計画や適切な道具が重要です。もし自分で伐採に挑戦するなら、以下の点に注意してみてください。

伐採時期は水分が少ない冬がおすすめ

大きな木には電動工具を用意

薪として使うには1年以上の乾燥が必要

倒れる方向と周囲の確認を徹底

これから薪を自作しようと考えている方には、私たちの失敗が参考になれば嬉しいです!

追記、

自分たちで木を伐採した後に、以下↓記事にあるオオスズメバチの事件があって、業者にお願いして、木の伐採をしました。

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