東京の家では10年以上愛用しているホームベーカリー。毎日の朝ごはんに欠かせない食パン作りから、餃子や肉まんの生地作りまで活躍してきました。そして最近は、生パスタ麺の生地作りにも挑戦しています!今回は、家庭で簡単に作れる生パスタの魅力と作り方、さらには市販の生パスタとの比較もご紹介します。
生パスタ作りの材料
生パスタを作るのに必要な材料はシンプルです。以下の分量でおよそ4人分の生地ができます。
• 強力粉:150g
• デュラムセモリナ粉:150g
• 塩:5g
• 溶き卵(Mサイズ1個):50g
• 水:110g
• オリーブオイル:4g
デュラムセモリナ粉は、生パスタ特有のもちもち感を出すために欠かせない材料です。カルディで購入可能な「ママズキッチン デュラム小麦粉」がおすすめです(500g / 370円税込)。ちなみに、デュラム粉を使わず小麦粉だけで作ると、うどんに近い食感になるのでご注意ください。
生パスタ作りの手順
1. 材料を混ぜる
ホームベーカリーにすべての材料を投入し、スイッチオン。自動で生地をこねてくれるのでとても簡単です。生地がまとまったら、冷蔵庫で1時間寝かせます。
2. 生地を伸ばす
生地を冷蔵庫から取り出し、4等分に分けます。それぞれを薄く伸ばします。手作業でも良いですが、パスタマシンを使うと均一な厚さに仕上がります。

3. 伸ばした生地をカットする
伸ばした生地をお好みの形にカットします。フェットチーネのような平たい形もおすすめ。伸ばしたきじをぐるぐるしてカットした方が切りやすいです。

4. ぐるぐるした麺を伸ばす
カットしたぐるぐるの麺を伸ばしてしっかり打ち粉をする。伸ばす工程は一番手間がかかるので、子供達にお願いすれば、喜んでやってくれます。

4. カットした茹でる
切り終わったら、たっぷりのお湯で約3分茹でます。

おすすめの食べ方:ボロネーゼソースで!

もちもちの生パスタは、濃厚なソースによく絡みます。特にボロネーゼソースとの相性は抜群!お店で食べるパスタ以上のもちもち感を楽しめます。
手作り vs 市販の生パスタ
家庭で生パスタを作ると、原価はおよそ1人前100gあたり70円ほど。これに対して、市販の生パスタ(例:ラ・ターボラ フェットチーネ 110g / 127円)は割高ではありますが、時間がないときには便利です。
手作りの魅力は、自分好みの食感や味に調整できること。市販品は均一な品質で手軽に楽しめる点がメリットです。
デュラムセモリナ粉の秘密
デュラム小麦は、普通の小麦よりもタンパク質が多く、グルテンが強いのが特徴。そのため、弾力のある食感とゆで伸びしにくい特性を持つ生パスタが作れます。
デュラム小麦は日本では生産が難しく、長らく輸入品が主流でした。しかし、2016年に農林水産省と株式会社ニップンが共同開発した「セトデュール」という品種が登場し、国産デュラム小麦を使ったパスタも注目されています。
生パスタ作りの楽しさ
手作りの生パスタは、伸ばす作業やカットの工程も楽しく、家族や子どもと一緒に作ると盛り上がります。季節や気分に合わせて、アレンジも自在。例えば、ほうれん草を練り込んだ緑色のパスタや、イカ墨を使った黒いパスタもおすすめです。
最後に
ホームベーカリーがあれば、生パスタ作りはとても手軽。材料を入れてスイッチを押すだけで、生地作りの工程が一気に省けます。もちもちの食感と、小麦の風味豊かなパスタを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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