薪ストーブの天板にやかんを置いている写真をよく見かけますが、実際の使い方を工夫することでその魅力を最大限に引き出すことができます。
我が家では、コスパと実用性を考えた2つのやかん(ステンレス製の大きなやかんとホーロー製の小さなやかん)を使い分け、生活のあらゆるシーンで活用しています。
以下は、2つのやかんの特徴と、1日の時間軸に沿った活用方法をご紹介します。
我が家の2つのやかん
1. ステンレス製の大きなやかん(5リットル以上)
• 用途: 加湿、料理、茶碗洗い、お茶作り、湯たんぽ、お風呂の温度調整
• 選んだ理由: 大容量で頻繁に水を足さなくてもよい点が便利。銅製やかんも魅力的ですが、コスト面を考慮してステンレス製を選択。銅製やかんはステンレスの約5倍の価格なので、予算に余裕がある方にはおすすめ。
2. ホーロー製の小さなやかん(1リットル程度)
• 用途: コーヒー、お酒のお湯割、少量のお湯を必要とする場面
• 選んだ理由: 細長い注ぎ口が特徴で、コーヒーのドリップに最適。白くて可愛いデザインもお気に入りポイント。
時間軸で整理!やかん活用スケジュール
朝 6:00
• 小さなやかんにきれいな水を入れて、薪ストーブの天板中央へ。
• 大きなやかんに昨夜のお湯が残っていれば、洗濯用に使用。適温(40度以下)になるよう触って確認し、洗濯機に足します。その後、大きなやかんに新たに水を足して薪ストーブの横に置き、予熱を始めます。
6:30
• 薪ストーブの天板が約200℃に達し、小さなやかんが沸騰。コーヒーを淹れ、朝食作りを開始します。
• 朝食を終えた後、中央の位置に大きなやかんを移動。沸騰したお湯で麦茶を作ります。
7:00
• 大きなやかんのお湯を茶碗洗いに使用。水を足して再び中央の位置で加熱し、加湿とお茶作り用に備えます。
日中(10:00〜15:00)
• 晴れた日は薪ストーブを焚かず、やかんは待機。
夕方 16:00
• 薪ストーブを再び焚き上げます。天板が温まる間に大きなやかんを中央位置で加熱開始。
• 16:30: 夕飯の準備開始。お湯を鍋に移して煮物やスープを作ることで、調理時間を短縮します。
夜 18:00
• 大きなやかんは引き続き加湿に活用。小さなやかんを追加で天板に置き、すぐに沸かせるお湯を用意。
• お酒のお湯割りにもぴったりで、夕食時の便利アイテムに。
夜 20:00〜21:00
• 茶碗洗いに大きなやかんのお湯を使用し、新たに水を足して加湿を継続。
• 湯たんぽ用に大きなやかんのお湯を使用。5リットルの容量で家族分の湯たんぽを準備可能。
夜中
• 寝る前に大きなやかんに水を足して薪ストーブの中央へ。夜間の加湿と、翌朝の洗濯用お湯を準備します。
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素材選びのポイント
• 銅: 熱伝導が抜群で保温性が高い。価格は高めですが、美しいデザインと実用性を兼ね備えています。
• ステンレス: サビに強く手入れが簡単。コスパも良く、大容量タイプが手に入りやすい。
• 鉄: 重厚感があり保温力に優れる。日本の薪ストーブライフに馴染みやすい。
• ホーロー: 可愛らしいデザインで、少量のお湯を沸かすのに最適。ただし割れやすい点に注意。
5リットルやかんの笛吹き機能の活用
我が家の5リットルのステンレス製やかんには、笛吹き機能がついています。これを使い分けることで、季節ごとに効率的な活用ができています。
• 薪ストーブ使用時: やかんを薪ストーブの上に置くときは、笛吹き部分を上に上げて注ぎ口を全開にしています。この状態だと、蒸気がスムーズに逃げるので、やかんが加湿器としての役割を果たしてくれます。
• 夏場やガスコンロ使用時: ガスコンロで沸かす際には笛吹き機能を活用。沸騰まで時間がかかる5リットルサイズでも、笛の音でタイミングを逃さず、お湯が沸いたことを確認できます。
笛吹き機能付きやかんは、薪ストーブとガスコンロの両方で便利に使い分けられるのが魅力です。沸騰するまで時間がかかる大容量やかんだからこそ、こうした工夫で使い勝手が向上しています。
まとめ
薪ストーブとやかんの組み合わせは、生活の中で想像以上の活躍をしてくれます。
2つのやかんを使い分けることで、加湿・調理・洗濯・お風呂・湯たんぽと、あらゆる場面に対応可能。
忙しい朝からリラックスタイムの夜まで、薪ストーブライフをより快適にしてくれる工夫として、ぜひ参考にしてみてください。
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