春に始めた初めて東京のベランダ菜園で、ミニトマト栽培に挑戦しました。しかし、夏にはエアコンの風で瀕死状態に…。そこから起死回生の努力を重ね、最終的には80個以上もの収穫に成功!本記事では、失敗から学んだコツや工夫、栽培の楽しさについて詳しくご紹介します。
栽培スタート:ミニトマトとの出会い
春に購入した1本のミニトマトの苗を鉢に植え、都会のマンションのベランダで育て始めました。太陽の光を浴びて順調に成長しました。夏に入る頃にはつるが長く伸び、花を咲かせ始め、ついに可愛いミニトマトが実をつけました。この頃は、「これならたくさん収穫できそう!」とワクワクしていました。
エアコンの風で危機到来!
しかし、夏本番となりエアコンを使い始めると、思わぬ問題が発生。最初はエアコンの風が苗に当たらないよう気をつけていたものの、葉やつるが伸びるにつれていつの間にか風が当たるようになってしまいました。その結果、葉が黄色くなり、一時は枯れそうな状態に…。
慌てて風の当たらない場所に移動し、ベランダの柵に固定していた紐をすべて解き直しました。さらに植物活力液を与え、毎日欠かさず水やりをすることで、少しずつ元気を取り戻しました。
次の壁:花は咲いても実にならない
復活した苗は、葉が増え、つるが伸び、花もたくさん咲くように。しかし、次の課題が発生しました。花は咲いても実にならず、やがて落ちてしまうのです。
原因を調べてみると、どうやら栄養を与えすぎていたことが影響していたようです。ミニトマトは栄養が多すぎると花や実がつきにくくなるため、一旦栄養液をやめてみることに。また、人工受粉も取り入れて、毎日手で花粉を移す作業を頑張りました。
その結果、少しずつ実がつくようになり、最終的には40個以上のミニトマトを収穫することができました!
工夫と収穫:人工受粉の力
人工受粉には、100円ショップで購入した耳掃除用の綿棒を使用。毎日少しずつ受粉作業を続けた結果、80個以上の実を収穫することができました。

コンパニオンプランツ:バジルとの相性抜群
さらに、ミニトマトの隣にバジルを植えたことも効果的でした。バジルはトマトが好む乾燥した環境を整え、害虫除けの役割も果たしてくれます。この相乗効果により、ミニトマトもバジルも健康に育ちました。

季節の終わりと来年への期待
秋が深まり寒くなるにつれて、ミニトマトの葉が枯れ、小さな実が落ちるようになりましたが、この経験を通して多くの学びを得ました。来年は、今回の教訓を活かしてさらに多くの収穫を目指したいと思います。
収穫の喜び:新鮮なミニトマトを食卓に
新鮮なミニトマトを摘んで、朝ごはんのサラダに加えたり、カレーの日にトッピングしたりと、家庭菜園ならではの楽しみを満喫。摘みたてのトマトは、甘みと酸味がバランスよく、家族にも大好評でした。
ベランダ菜園で得た学び
- 環境管理: エアコンの風や日当たりに気を配る。
- 肥料管理: 適量を心がけることで、実の付き方が改善する。
- コンパニオンプランツの活用: バジルを隣に植えることで、トマトの成長が促進される。

最後に
ベランダという限られたスペースでも、工夫次第で植物を育てる喜びを感じることができます。来年はさらに多くの種類を植え、より充実したベランダ菜園を楽しみたいと思います。よかったら、らいねんの春にぜひミニトマト栽培に挑戦してみてください。
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