別荘購入を考えている方の中には、「花粉症がつらいから、自然の多い場所でリフレッシュしたい」という理由で検討される方もいるかもしれません。 しかし、花粉症持ちの方こそ 「別荘の場所選び」に注意が必要です。
なぜなら、地域ごとに花粉の飛散時期が異なるため、花粉シーズンが2倍に延びてしまう可能性があるからです。
我が家のケース:東京と別荘のダブル花粉シーズン
我が家では、東京では2月〜3月末にスギ花粉がピークを迎えます。4月中旬になると落ち着いてくるのですが…
「やっと終わった!」と思い別荘へ行くと、東京よりも半月ほど気候が遅れているため、また花粉のピークに逆戻り。
つまり、 花粉のピーク期間が通常の2倍になり、花粉症の症状と戦う期間も長くなってしまいました。
都会と田舎、花粉はどちらがひどい?
都会と田舎のどちらが花粉症になりやすいかは、一概には言えませんが、それぞれ異なる理由でつらさを感じることがあります。
- 都会の花粉の特徴
都会ではスギの本数は少ないですが、土が少なく、コンクリートの反射で花粉が地面に吸収されにくいと言われています。そのため、一度飛散した花粉が舞いやすく、くしゃみや目のかゆみが長引くことも。 - 田舎の花粉の特徴
田舎は 自然が豊かでスギの本数が圧倒的に多いため、スギ花粉の飛散量自体が多い可能性があります。そのため、都会と変わらない、またはそれ以上に花粉症がひどくなることも…。実際、我が家の別荘は目の前に大きなスギの木がずらりと並んでいます。見ているだけで、鼻が痒くなると感じます。
結果として、都会と田舎で「花粉の種類」や「飛び方」は違っても、症状の重さにはあまり差がないというのが実感です。
花粉症対策としての別荘購入なら「沖縄・北海道」も選択肢に
花粉症対策で別荘を購入する方の中には、沖縄や北海道の一部の地域を選ぶケースもあります。
実際に知人の中には、 「花粉避難」を目的に 2月〜5月の間、沖縄の別荘で過ごすという方も。
沖縄や北海道では、スギがほとんど植えられていない地域もあるため、花粉症の方には快適な環境かもしれません。
花粉シーズン2倍はデメリットばかりじゃない!
一方で、花粉の時期がずれることで、意外なメリットもありました。
それは 「花見のシーズンを2回楽しめる」 こと!
東京では3月下旬に桜が満開になりますが、4月中旬に別荘へ行くと、ちょうど桜が満開のタイミング。
1年に2回、異なる場所でお花見を楽しめるのは贅沢な体験です。
我が家の花粉対策
1. 花粉を家に入れない工夫
- 上着は玄関で脱ぎ、そのまま玄関にかける
- 朝の換気は10分間まとめて実施し、その後は窓を閉める
- 洗濯物は取り込む前にしっかり花粉を落とす(バサバサ振る、花粉除去スプレーを使う)
→ 家の中に花粉を持ち込まないことが基本!
部屋の中の花粉を除去
- 空気清浄機をフル活用(我が家は シャープのプラズマクラスター を使用)
- こまめに掃除機をかける(花粉は床に落ちやすいため)
→ 空気中の花粉をしっかりキャッチして快適に!
別荘生活では空気清浄機は不可欠です。冬の加湿、花粉シーズンの花粉除去、カビ対策↓
花粉に強い体を作る
- 発酵食品を積極的に食べる(ヨーグルト、味噌、納豆、甘酒など)
- 腸内環境を整えて免疫力UP!
→ 毎日発酵食品を取り入れることで、花粉症の症状が和らぐことも!
まとめ:花粉症持ちの方は別荘の場所を慎重に!
花粉症の方にとって、別荘の場所選びは重要なポイント。
特に、 今住んでいる地域と気候差のある場所を選ぶと、花粉シーズンが2倍になってしまうリスクがあります。
ただし、花粉避難のために沖縄や北海道に別荘を購入する選択肢もありますし、「2回花見が楽しめる」 というポジティブな側面もあります。また、日々の花粉対策を徹底すれば、花粉症の影響を最小限に抑えることができます。
もし別荘を検討されている方は、「その地域の花粉シーズン」も考慮して、快適な別荘ライフを送れるようにしましょう!
その他、別荘購入前の注意事項↓以下記事ご参考に
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