自然豊かな場所に建つ別荘は、四季折々の美しい景色と静けさを味わえる最高の癒しの場所。でも、そんな別荘ライフにも悩まされる「自然ならでは」の問題があります。そう、それが虫の侵入や被害。
この記事では、実際に別荘で暮らす私たち家族が体験してきた虫との付き合い方や、効果的だった対策方法を具体的にご紹介します。これから別荘を持ちたいと考えている方、すでに虫に困っている方にとって、少しでもお役に立てばうれしいです。
なぜ別荘では虫が出やすいのか?
別荘は、多くの場合山や森に近く、自然に囲まれた環境にあります。そのため、都会ではあまり見かけないような虫が、家の中にも簡単に入り込んでくることがあります。特に次のような環境では注意が必要です。
- 窓の多い造りやウッドデッキ付きの開放的な設計
- 通風・湿気対策のために開ける時間が長い
- 定期的に空けないと、虫が住み着く
我が家もちょっと期間を空けて久しぶりに別荘へ行くと、玄関を開けた瞬間にクモの巣が張られていたり、台所にアリの行列ができていたりと、びっくりすることがたくさんありました。
実際に出会った虫たちと、その特徴
別荘でよく出る虫は、ちょっとやっかいなタイプが多いです。ここでは、私たちが実際に遭遇した虫を紹介します。
- ブヨ(ブユ):小さく見えて、刺されるととにかく腫れる。かゆみも数日続きます。
- アブ:大型で飛行音がうるさく、刺されるとかなり痛い。
- カメムシ:家の外壁や窓に大量にへばりついてくる。臭いも強烈。
- ムカデ:家の中にも入ってくるので要注意。咬まれると腫れや熱を伴います。
- スズメバチ:とても危険。見つけたらすぐに駆除業者に相談を。
- アリ:甘いものを少しでも置いておくとすぐに列を作ります。
- ゲジゲジ:冬時期に多く、床を這っていることも。見た目は不快ですが無害。
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我が家が実践している虫対策あれこれ
虫と上手に付き合うために、私たちが実際に行って効果を感じた対策をご紹介します。
1. 虫の侵入を防ぐ対策
- 網戸のチェックと張り替え:特に下の方が破れていないか定期的に確認。
- ドアの隙間にモールを貼る:玄関や勝手口の下に虫が入り込む隙間を埋める。
- 防虫テープ・シール:窓やドア枠に貼るだけで虫除け効果。
2. 室内での対策
- 殺虫剤・虫取りグッズの常備:置き型タイプとスプレーの両方を用意。
- アリ用の駆除剤:甘いものを餌にするタイプが効果的。
- ハエ叩き:昔ながらで手軽でサッと使えるので、1階のリビングや玄関に常備。
3. 外まわりでの対策
- 防虫燻煙剤:シーズン初めに家全体で焚いておくと効果大。
- 草刈りをこまめに:雑草が虫の温床になるため、定期的な手入れが重要。
- 木酢液の散布:自然素材で虫除けになる上に、土壌改良にもつながります。
虫対策グッズはどこで買う?おすすめは?
我が家ではワークマンやホームセンター(カインズやコメリなど)、Amazonや楽天市場を活用しています。特に以下の商品はおすすめです。
- ワークマンの防虫パーカーや長袖作業着
- 室内用・屋外用の虫除けスプレー
- 昔ながらの蚊取り線香
- 隙間テープや網戸の補修テープ
虫と付き合う=自然を楽しむ工夫
最初に子供たちは虫を見るたびに叫び出し助けを求めていました。正直、「別荘の生活は無理かも…」と思ったこともありました。でも、今では子供たちも一部の虫対策できるし、虫対策も含めて別荘ライフの一部として楽しんでいます。
虫の気配を感じたら、季節の変わり目を実感できる。
ブヨに注意しながら歩く森の小道で、珍しい花を見つける。
そんな風に、虫とうまく付き合いながら、自然とともに暮らす心地よさを感じられるようになりました。
まとめ:虫を理由に別荘をあきらめないで
虫は確かに厄介ですが、しっかり対策すれば怖くありません。私たちの経験が、これから別荘を考えている方の不安を少しでも和らげられたら嬉しいです。
最後にひとつだけ伝えたいのは、「自然は手間がかかるけれど、そのぶん豊かさをくれる」ということ。虫もその一部と思って、うまく付き合っていきたいと思います。
今後も実際の別荘ライフや、暮らしの工夫をシェアしていきますので、よかったらぜひ【ブックマーク】や【Xのフォロー】をお願いします!
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