中古別荘を購入後、押入れ・床下がカビだらけ!我が家の実体験と徹底対策

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憧れの別荘を手に入れたものの、実際に住んでみると「カビ問題」に直面するケースは少なくありません。我が家も例外ではなく、購入後すぐに押入れや床下がカビだらけになっていることに気づきました。さらに、湿気の影響で時計の針が錆びて止まるなど、湿度の高さを実感する出来事も…。

この記事では我が家の別荘で実際に発生したカビ問題と、その対策を詳しくご紹介します。これから別荘を購入する方、すでに別荘を所有しているけれどカビが心配な方の参考になれば幸いです。

別荘の湿気&カビの実態

自然が豊かな環境=湿気もすごい!

我が家の別荘は緑に囲まれた癒しの空間ですが、湿度も高く、 梅雨から秋にかけて湿度80%以上 が当たり前。空気がこもりがちなため、カビの発生リスクも高い環境です。

湿気の多い地域では 「換気できない=カビが増える」 という状況になりやすく、特に 普段住んでいない別荘 ではそのリスクがさらに高まります。

リビングに掛けていたアナログ時計が、湿気の影響で針の回る部分が錆びつき、動かなくなってしまいました。 これを機に、湿気の影響を受けにくいデジタル時計に買い替えました。詳細は↓ご参考に

【関係記事】別荘の壁掛け時計選びの落とし穴!湿気と電波、気づきにくいポイントとは?

実際に発生したカビの状況:押入れの中

前の持ち主が住んでいた時に内覧へ行った際は、 特にカビ臭さは感じませんでした。 しかし、契約後に引き渡しを受けた際、 空っぽの部屋に何故かカビ臭さが漂っている ことに気づきました。気になって探してみると、 押入れの真ん中の仕切りの裏にひどいカビ が発生しているのを発見。さらに、奥の壁も黒く変色していました。

実際に発生したカビの状況:床下

購入後に一度虫駆除業者に床下のチェックを依頼し、作業のために和室の床に穴を開けて床下へ入ってもらいました。 すると、部屋を支える柱がびっしりと黒いカビに覆われていることが判明し、衝撃を受けました。

我が家のカビ対策

そこで、湿気を抑えてカビを防ぐために 徹底的な対策 を実施しました。

すでに発生したカビを取り除く

  • 押入れのカビ対策
    押入れに発生したカビに対して、押入れ全体をリフォームしました。具体的には、真ん中の仕切りを取り除き、木の板を総替えし、新しい木材に交換しました。これにより、カビの根本的な除去と、今後の発生リスクを軽減しました。
  • 床下のカビ対策
    床下のカビに対しては、業者に依頼してカビ除去と除湿対策を実施しました。
    カビが発生していた柱には専用のカビ除去スプレーを散布し、さらに床下全体に除湿シートを敷き、10年間効果のある除湿剤を散布しました。これにより カビの再発を防ぎ、湿気を抑える環境を整えました。

リフォームと設備導入で湿気対策を強化

まずは、湿気を根本的に減らすために以下の設備を導入しました。

床下用換気扇(三菱製)を設置

  • 家の外壁に2箇所取り付け、乾燥した空気を送り込み、湿気を排出 する仕組みを作りました。
  • 1年中、省エネモードで稼働 し、特に湿度が高い時期は強めに運転しています。

不在時にカライエ(ダイキン製の除湿機)を年中24時間稼働

  • 別荘に滞在していない時を湿度60%以下に維持するためにフル稼働。
  • カビ対策として別荘オーナーに人気の機種です。

空気清浄機(自動フィルター掃除機能付き)

  • カビの胞子やホコリを除去し、室内の空気を清潔に保つために活用。
  • フィルター掃除の手間が省ける ので、メンテナンスが楽です。

滞在中に実践している湿気&カビ対策

別荘滞在時には、さらに湿気をため込まない工夫をしています。

毎朝、換気し布団を上げる&室内干し

  • 毎日朝起きたら、必ず窓を開けて換気を実施しています。
  • 直接床に置かず、布団干しスタンドを使い通気性を確保
  • カビの発生を防ぎながら、湿気を逃がします。

洗濯物は移動式ハンガーで日当たりのいい場所へ

  • ひまわりのように日光の向きに合わせて移動し、早く乾かす工夫をしています。

毎日掃除機をかけ、埃拭きでカビの栄養源を除去

  • 我が家の掃除は家族全員参加ルールで、子供たちのおかげで毎日掃除はかけません。

詳細は↓参考

【関連記事】別荘の掃除どうする?業者依頼と家族でできるお手入れ術

梅雨前に大量の乾燥剤を押入れ・下駄箱・洗面台の下に設置

  • 大容量の乾燥剤をまとめ購入し湿気がこもりそうな場所へ設置

別荘に置くものを最小限に

  • 家具はゼロ → カビの発生源を減らすため、最小限のものだけ持ち込む
  • 着替えは毎回持参 → クローゼットに服を置きっぱなしにしない
  • 作業用の汚れてもいい服を別荘専用に

カビ対策を考えた別荘選びのポイント

これから別荘を購入する方は、 事前に湿気やカビのリスクを把握しておくことが重要 です。

  • 床下がコンクリートかどうかを確認
    → 我が家のように 地面の上に直接建っている 物件は湿気がこもりやすいです。
  • 湿度の高いエリアか事前リサーチ
    → 自然に囲まれたエリアは湿気もこもりがち。 別荘の気候条件 を確認しましょう。
  • 換気しやすい間取りかどうか
    → 窓の位置や換気設備が整っているかチェック。

まとめ:カビ対策は「事前対策+日常の工夫」がカギ!

別荘は非日常を楽しむ場所ですが、カビが発生してしまうと快適な時間が台無しになってしまいます。我が家も購入後に気づいたカビ問題に悩まされましたが、設備導入&日常の工夫でしっかり対策できるようになりました。

これから別荘を購入する方は、ぜひ湿気&カビ対策を事前に検討して、快適な別荘ライフを楽しんでくださいね!

おすすめのカビ対策設備↓

床下用換気扇(三菱製)


カライエ(ダイキン製の除湿機)


空気清浄機


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