薪ストーブで楽しむ絶品ローストチキンの作り方 アレンジに燻製チップとローズマリー

ローストチキン 田舎の生活

クリスマスが近づくと、我が家でもローストチキンが食卓の定番になります。都会の家ではストウブ鍋を使って作っていますが、田舎の家では薪ストーブを使ったダッチオーブン料理に挑戦!薪ストーブで焼き上げるチキンは、外はパリッと、中は驚くほどジューシーに仕上がります。

今回は、薪ストーブで作るローストチキンの手順やコツ、注意点をご紹介します。丸鶏が手に入るスーパー情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

丸鶏の購入情報

丸鶏はクリスマスシーズンになるとスーパーの鶏肉コーナーに並ぶことが増えますが、普段から取り扱っている店舗もあります。

ザ・ビッグ

冷凍肉コーナーでブラジル産中サイズが600円程度とお得。

オーケーストア

鶏肉コーナーに国産の中〜大サイズを取り扱い。価格は900円〜2000円未満。

我が家の薪ストーブローストチキンの作り方

薪ストーブでローストチキン
薪ストーブでローストチキン

材料

• 丸鶏 … 1羽

• 中身の詰め物(お好みで):

  • ジャガイモ
  • お米(お水に20分つけて、炊かない状態で)
  • ニンニク
  • 玉ねぎ

手順

1. 丸鶏の下準備

軽く水で洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。

2. 詰め物を入れる

鶏のお腹にじゃがいもやお米、ニンニク、玉ねぎなどを詰め、爪楊枝で縫うように閉じます。数本使うとしっかり封ができます。

3. 鍋の準備

• 鍋底に蒸し器の網を置き、その上にクッキングシートを敷きます。

• その上に鶏を置き、鍋の蓋を閉めます。

4. 熾火を準備

• 強火ではダッチオーブンが痛むため、熾火を作るのがポイントです。

• 熾火の上に薪ストーブ用の五徳を置きます。

5. 薪ストーブに鍋をセット

• 厚手の薪ストーブ専用革手袋を着用し、鍋を炉内に安全に設置します。専用トングを使うと便利です。

6. 焼く

• 薪ストーブのドアを閉め、15〜20分加熱します。焼き加減を確認し、必要に応じて野菜を追加。

7. 追加の加熱と取り出し

• 野菜を追加した場合はさらに5〜10分焼き、鶏の皮にしっかり焼き色が付いたら炉内から鍋を取り出します。

• 非常に高温になるため、厚手の薪ストーブ専用手袋や鍋つかみを併用すると安全です。

8. 余熱で仕上げる

• 鍋の蓋を閉めたまま、余熱で10分ほど置いて仕上げます。

9. 五徳の取り扱い

• 五徳は非常に高温になるため、専用トングを使って安全に取り扱います。

薪ストーブで料理する時の注意事項

薪ストーブ専用革手袋: 厚手で耐熱性が高いものを選ぶ。

専用トング: 熾火や鍋の取り扱いに必須。

鍋つかみ: 手袋と併用するとさらに安心。

服装: 綿素材など厚手の衣類がおすすめ。半袖や化学繊維は避けてください。

 熾火の作り方

熾火(おきび)を作ることで、薪ストーブ内の温度を安定させます。熾火の作り方とポイントは以下の通りです:

1. 薪を燃やす

• 最初は薪を十分燃やして強火を作ります。薪がしっかり燃え、灰の中に赤く光る熾火ができるまで待ちます。

2. 薪を追加しない

• 熾火が安定したら、新しい薪を追加せず、火が強すぎない状態にします。これにより、ダッチオーブンを高温すぎる熱から守ります。

3. 温度調整

• 熾火を広げて均一にし、鍋を置くエリアの温度を一定に保ちます。

• 必要に応じて、薪ストーブの空気調節レバーを操作して酸素量を調整します。これで火力が安定します。

熾火が適度に安定した状態になったら、次の手順7に進んで鍋をストーブ内に設置します。この熾火の管理が、均一に火を通してチキンを美味しく仕上げる秘訣です!

【関連記事】薪ストーブの火の付け方「着火剤なし」!牛乳パックと井の字積みで快適な火おこし術

さらにおいしく仕上げるコツ

途中で入れる野菜

• ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎは定番。

• ブロッコリーは余熱で十分火が通るので、最後に加えるのがおすすめです。

• 皮付きのニンニクは丸ごと焼くとホクホクになり、甘みが際立ちます。

鍋の底にアルミホイルを敷く

• 鶏から出る油で鍋が汚れるのを防ぎ、後片付けが楽になります。

燻製風味をプラス

• 燻製チップやローズマリーを少量加えると香り豊かに仕上がります。

完成!ヘルシーで絶品のローストチキン

薪ストーブで焼き上げたチキンは、ジューシーで柔らかく、ナイフで簡単に切れるほどホロホロになります。油を使わずに焼けるためヘルシーで、詰め物や野菜と一緒にたっぷり栄養が取れるのも魅力です。

クリスマスや特別な日のメインディッシュに、ぜひ薪ストーブローストチキンをお試しください!都会では味わえない、田舎暮らしならではの贅沢な料理体験になりますよ。

【関連記事】薪ストーブ料理に欠かせない調理器具を紹介!

【関連記事】薪ストーブで楽しむ絶品料理!手軽で贅沢な冬の味わい

【関連記事】薪ストーブで焼き芋の作り方とコツ:アルミホイルなしでホクホクの甘い仕上がり

【関連記事】薪ストーブで料理!栄養たっぷり朝ごはん完結 詳しい作り方とワンポイントアレンジ方法


コメント

タイトルとURLをコピーしました