別荘を持つと、意外と気になるのが電気代。特に夏や冬は使用量が増え、思った以上にコストがかかることも。
「別荘の電気代を安くする方法は?」「電力会社の乗り換えって簡単?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
我が家も以前は東京電力を利用していましたが、ANAでんきに乗り換えてマイルを貯めながら節約できるようになりました。
この記事では、実際の電気代の推移や契約変更の流れを詳しく紹介します!
少しでも維持費を抑えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
我が家の別荘の電気契約事情
我が家の別荘では、前の持ち主と同じく東京電力を契約していました。契約内容は40Aで、基本料金は約1,300円。これまで大きな問題もなく使用してきましたが、冬に急速暖房とドライヤーを同時に使った際にブレーカーが落ちたことが一度ありました。
電気料金は使用量に応じて変動し、最初の120kWhまでは約30円/kWh、120〜300kWhは約37円/kWh、300kWh以上は約41円/kWhとなっています。
過去の年間電気料金を振り返ると、2021年は途中から住み始め、3ヶ月で約18,000円と低コストでしたが、2022年には約97,000円と大幅に上昇。2023年は約71,000円、2024年は約70,000円と推移し、2025年はまだ途中ですが月平均4,500円とさらに抑えられています。
特に夏場の使用量が多く、7月から9月にかけて月10,000円を超えることがありました。冷房や除湿機の使用が増えることで、電気代が跳ね上がるのは避けられません。





ANAでんきへの切り替えを決意
そんな中、2024年の年末に「ANAでんき」のキャンペーンを知り、東京電力からANAでんきへ契約を変更しました。
契約の手続きは非常に簡単で、現在の契約番号や住所などをネットの申し込みフォームに入力するだけ。現地での立ち会いも不要で、スムーズに切り替えが完了しました。
ANAでんきに切り替えたメリット
- 電気代の節約
東京電力と比べて単価が若干安くなることもあり、年間を通しての電気代削減が期待できます。 - マイルが貯まる
ANAでんき最大のメリットは、電気料金の支払いでANAマイルが貯まること。我が家はANAのスーパーフライヤーズ会員で、生活費の支払いもANAカードに統一しているため、マイルを効率よく貯めています。 - 貯まったマイルを飛行機チケットに交換
貯まったマイルは、帰省時の飛行機チケットに交換しています。特に繁忙期の航空券は高額になりがちですが、マイルを活用することで大幅に節約できます。
我が家の節電わざ
我が家は実際にやってきた節電の技です。どれも効果的でぜひご参考にいただけたら嬉しいです。
冷蔵庫を省エネ商品に買い替え
以前の持ち主が残してくれた冷蔵庫は10年以上前の型番でした。調べたところ、新型の冷蔵庫に買い替えることで年間○○kWhの節電となり、電気代は年間○○円ほど節約できることが分かりました。
さらに、近年の猛暑で古い冷蔵庫の冷却力が不足し、庫内の冷えが悪くなっていました。新しい冷蔵庫にすることで、節電と冷却効果アップの一石二鳥となりました。
床下乾燥機の設定変更
カビ対策のために設置した床下乾燥機ですが、電気代が高いと感じて確認したところ、設定ミスで24時間365日ずっと運転している状態でした。
本来は湿度60%以上で作動するように設定できるため、すぐに見直しを実施。これにより、不要な運転を抑え、電気代を大幅に節約できました。
カライエを控えめ運転モードに
別荘暮らしに欠かせないカライエですが、湿度管理のためとはいえ、ずっとフル稼働していると電気代がかかります。そこで、以下の対策を実施しました。
- 滞在時は換気を活用し、カライエを停止
- 不在時は控えめ運転モードに変更
夏と冬で寝る場所を工夫
- 夏の暑い時期:夜は1階で寝て、涼しさを活用。夜間は窓を開けることでエアコン不要に。
- 冬の寒い時期:2階の暖かい部屋で寝ることで暖房効率をアップ。冷え込む深夜3時ごろにエアコンが自動で動くよう予約設定を活用。
冬の昼間は薪ストーブを活用
冬の日中は薪ストーブで家全体を温めることで、エアコンの使用をゼロに。薪の熱は遠赤外線効果があり、部屋全体をじんわり暖めるので快適です。
薪代も高いではないかと疑問を思う人いるでしょうう。うちの薪ストーブ用の薪は最初に道の駅から購入していましたが、その後に、庭の木を伐採して、薪にしました。
詳細は↓
【関連記事】庭の木を伐採して薪作り—失敗から学んだ4つの注意点
【関連記事】2回目庭木伐採 業者へ依頼して薪用にも!密集した庭木を整理するための伐採体験
電気契約会社切り替えと節電わざの効果
年間の平均電気代の推移
年 | 合計電気代 (円) | 月平均 (円) | 前年比 増減 (%) |
2021 | 18,000(3か月) | 18,000 | ー |
2022 | 97,000 | 8,100 | +35% |
2023 | 71,000 | 5,900 | -27% |
2024 | 70,000 | 5,800 | -2% |
2025 | 9,000 (2か月) | 4,500 | -22% (暫定) |
分析ポイント
- 2022年の急上昇(+35%)
• 2021年と比べて 約5.4倍 に増加。
• 原因として、電気代の値上げやコロナ時期長期期間滞在による使用量の増加が考えられる。
• 夏・冬のエアコン使用増加や新しい家電の影響の可能性あり。 - 2023年から節電開始?(-27%)
• 2022年のピークから 約2.6万円削減。
• 省エネ意識の高まりや、節電対策の効果が出始めた可能性。 - 2024年はほぼ横ばい(-2%)
• 2023年とほぼ同じで、安定した電気使用状況に。
• さらなる節電対策をするなら、省エネ家電や契約プランの見直しが必要かも。 - 2025年はさらに減少傾向(暫定 -22%)
• 1月・2月の平均 4,500円 → 年間で 54,000円ペース
• 2023年・2024年よりも15,000円安くなる可能性あり
• 省エネの取り組みや、ANAでんきへの契約変更が影響しているかもしれない。
まとめ
別荘の電気契約を見直すことで、年間の電気代を抑えつつ、マイルを貯めるというメリットを得られました。ANAでんきへの切り替えは簡単で、特にANAマイルを活用する方にはおすすめです。
電気契約の見直しは、固定費の削減に直結します。別荘の維持費を少しでも抑えたい方は、自分に合った電力会社を検討してみるとよいでしょう。
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