なぜ那須?我が家が別荘地に那須を選んだ理由:別荘地12エリア比較

那須に決めた理由 デュアルライフスタイル

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「どうして那須にしたの?」

これは、別荘を持っているとよく聞かれる質問のひとつです。中でも2番目によく聞かれるのが、別荘を検討し始めたきっかけや、他にどこを候補にしていたかという内容。今回は、そんな質問に対して我が家がどうやって那須にたどり着いたのか、具体的にご紹介します。

別荘地選びで大切にしたこと

別荘を選ぶとき、私たちが重視したのは以下の6つのポイントでした。

目的とライフスタイル

都会の喧騒から離れて、自然の中でリラックスした時間を過ごしたい。家族で過ごす時間を増やしたい。将来的にはセカンドライフとしての活用も視野に入れたい。そんな思いが出発点でした。

アクセス

頻繁に通える距離かどうかは非常に重要。せっかく買っても行くのが大変だと使わなくなります。車で片道3時間以内が我が家の条件でした。

周辺環境

自然の豊かさ、美しい景観、涼しい気候、静けさ、そして安全性。特に子どもが安心して遊べる環境かは重視しました。

資産価値

将来的に売却や貸出しを考えた時にも困らないよう、人気や流動性のあるエリアが理想でした。

予算

土地代、建物費、維持費などをトータルで考え、無理のない範囲に収めたい。

実際にかかった費用や予想外の出費については、こちらの記事で詳しくまとめています

【関連記事】
別荘購入で後悔しない!費用の内訳と予想外の出費をリアルに解説

家族の希望

温泉好きの夫自然の中で過ごすのが好きな子どもたち、それぞれの希望を叶える場所が理想的でした。
私自身の夢は「薪ストーブのある暮らし」。焚き火のようなゆらめく炎を眺めながら、家族でゆったりとした時間を過ごすことに憧れていました。そのためには、ある程度寒さのある地域でなければ薪ストーブは活躍しません。

実際に検討したエリア

別荘地として人気のある関東周辺エリアを実際に調べました。旅行好きな夫は特に温泉付きの場所にこだわっていたため、候補は以下の通り。

  • 軽井沢(長野県)
    気候は理想的でしたが、土地価格と混雑の多さがネック。
  • 箱根(神奈川県)
    歴史ある別荘地で魅力はありましたが、渋滞と交通の不便さが気になりました。
  • 富士五湖・八ヶ岳・蓼科
    景色は抜群。ただし、冬の寒さや雪の多さが不安材料でした。
  • 伊豆・熱海・湘南
    温泉や海が魅力。ただし、道路が1車線で渋滞がひどく、アクセスに課題。
  • 房総(千葉県)
    海遊びには最適。ただし、潮風による建物の劣化リスクが大きいことを海辺育ちの私たちは知っていました。
  • 湯沢、草津、琵琶湖、京都など関西方面
    実家が西日本のため、帰省途中に寄れるメリットもありましたが、反対方向に拠点を持つことで新しいエリアの開拓も楽しめると判断しました。

検討したエリアの特徴まとめ

エリア気候アクセス(都心から)温泉自然・景観予算(物件価格の相場)
軽井沢(長野)夏は涼しく冬は寒い新幹線・車で良好あり森林・高原高め(築浅・別荘地は1億円超も)
箱根(神奈川)湿潤・冬は寒い車でやや混雑あり多数あり湖・山・渓谷高め(人気エリアは5,000万〜)
那須(栃木)夏は涼しく冬は雪あり東北道で約2.5〜3時間多数あり高原・森林・広い空比較的安め(1,000万台〜)
富士五湖(山梨)夏は比較的涼しい中央道で混雑しやすい一部あり湖・富士山ビュー中程度(2,000〜4,000万)
房総(千葉)温暖・海風ありアクアラインでやや混雑一部あり海・緑地安め(1,000〜2,500万)
八ヶ岳(長野)高冷地で冬は雪多い車でやや時間かかる一部あり山・星空・牧場中程度(1,500〜4,000万)
伊豆・熱海(静岡)温暖・海沿い車で混雑しやすい多数あり海・温泉・山中〜高め(2,000〜6,000万)
湘南・三浦(神奈川)温暖・海沿い車で1〜2時間一部あり海岸・街並み高め(4,000万〜)
湯沢(新潟)雪深い寒冷地新幹線でアクセス良好多数ありスキー場・山安め(リゾマンは500万台〜)
草津(群馬)高地で冬は厳しい寒さ車でやや遠い日本有数の温泉地高原・温泉街中程度(1,500〜3,500万)
琵琶湖(滋賀)夏は暑く冬は冷える関東からは遠い一部あり湖・山・街並み中程度(1,500〜3,000万)
京都(京都)夏は蒸し暑く冬は底冷え関東からは遠い多数あり歴史・文化・自然高め(市内は5,000万〜)

最終的に那須を選んだ理由

こうして比較検討を重ねた結果、我が家が選んだのは那須(栃木県)でした。その理由は大きく分けて以下の通りです。

アクセスの良さ

車で東京から3時間以内。しかも、東北道は東名や中央道に比べて渋滞が少ない。トンネル事故などのリスクも比較的低く、安定した移動が見込めます。

気候と自然

夏は涼しく、避暑地として理想的。冬は寒くなるので、薪ストーブの活躍が期待できる。また雪があるので、スキーやスノボができる。山の自然に囲まれているのに開けた雰囲気もあり、四季の移ろいが感じられる風景も魅力。

温泉

那須は温泉地としても有名で、日帰り温泉施設や旅館も多く、気軽に楽しめる環境。温泉好きの夫にとっても大きな魅力でした。

適度な開発と生活環境

自然が多いのに、スーパーや病院、カフェなどもあり、生活に困らない点もポイントでした。

予算と資産価値のバランス

人気エリアにも関わらず、軽井沢や箱根に比べて土地の価格が抑えめ。将来的な資産価値の安定性も感じられました。

将来の旅の拠点として

実家方面とは逆方向にあるため、帰省とは別の軸で遊びに行ける。那須を拠点に東北方面や北関東を開拓するのも、今後の楽しみです。

海派から山派へ

私たちは夫婦そろって海辺育ち。もちろん、海のレジャーの魅力はよく知っています。ただし、塩害や湿気による建物へのダメージも身をもって経験済み。そのため、今回の別荘選びではあえて山派へ。山の涼しさや空気の清々しさは、子育て中の今にぴったりだと感じています。

まとめ:距離と生活のリアルさ

最終的に、どんなに理想的な場所でも、通うのが大変では意味がない。別荘を「使わなくなる理由」の多くは、アクセスの不便さや、思ったよりも利用しなかったことによる後悔です。我が家は、「無理なく通える距離」と「生活の快適さ」を最優先に考えた結果、那須に決めました。

今では、週末の楽しみとしてだけでなく、日々の生活にも良いリズムが生まれています。那須での暮らしは、家族にとって本当に価値ある選択でした。

我が家の別荘を那須に決めた理由まとめ

エリアアクセス温泉自然・景観薪ストーブ向き予算総合評価
那須(栃木県)
軽井沢(長野県)×
箱根(神奈川県)×
富士五湖(山梨県)
房総(千葉県)△(海寄り)×(温暖)
八ヶ岳・蓼科(長野県)△〜○
伊豆・熱海(静岡県)△(海寄り)×××〜△
湘南・三浦(神奈川県)△(海)×××
湯沢(新潟県)○(雪国)
草津(群馬県)
琵琶湖(滋賀県)×(遠方)
京都(京都府)×(遠方)○(文化)×

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