別荘の水道代は意外と高い?浄化槽維持費や温泉代までリアルに大公開!

デュアルライフスタイル

都会と田舎では、水道事情が大きく異なることをご存じでしょうか?

別荘地では、都市部と異なる料金体系や維持管理が求められるケースが多く、実際にかかる費用や注意点を把握しておくことが大切です。今回は、我が家の別荘で実際にかかっている水道代や浄化槽維持費、さらに温泉利用料について具体的な金額とともにご紹介します。


別荘の水道代は「使い放題」

都会では水道の使用量に応じた従量制で料金が請求されますが、別荘地では自治会の年会費に水道代が含まれていることが多く、定額で使い放題の仕組みになっています。

我が家の場合は、自治会の年間会費に給水管理費が含まれており、年間で約5万円を支払っています。これには給水維持管理や施設維持費などが含まれており、別途水道料金を請求されることはありません。

都会との違い:

  • 都会:基本料金+使用量に応じた従量料金
  • 別荘:定額の年会費に水道代が含まれており、使い放題

使用量に関係なく定額なので、夏場に庭でプール遊びをしたり、冬場にたっぷりお湯を使ったりしても料金は変わりません。この使い放題は、別荘暮らしならではのメリットといえます。

我が家の実際かかった別荘管理費を参考

【関連記事】別荘敷地内 vs. 別荘敷地外、どっちがいい?5年暮らしてわかった管理の違い

下水道がない!浄化槽の維持費が必要

別荘地は下水道が整備されていない地域が多く、浄化槽を設置して汚水処理を行っています。
浄化槽は微生物を利用して汚水を浄化する設備で、定期的なメンテナンスが必要です。
我が家では、浄化槽維持費として年間約3万円を支払っています。

浄化槽維持にかかる費用内訳:

  • 保守点検料(年1回):約2万円
  • 11条検査(年1回の法定検査):約3千円〜4千円
  • 殺虫剤追加費用:約3千円/回(使用状況により年に1回〜3回)

これらは別荘維持費として欠かせない出費であり、放置すると悪臭や汚水漏れの原因になるため、必ず定期的な点検が必要です。

また、浄化槽検査済みのシールが毎年配布されるので、忘れずに保管しておくことも重要です。これは法令遵守の証明となり、別荘管理や売却時にも必要になります。

温泉利用料も別途発生

我が家の別荘では温泉が引き込まれており、温泉利用料が年間で約6万円かかっています。
この温泉代は、給湯に使用する際の料金とは別で、別荘地ならではのコストです。

温泉代のメリットとコスト:

  • 自宅で温泉気分を味わえる贅沢さ
  • 冬場の冷えた体を温めるには最適
  • ただし、年間6万円ほどの維持費がかかる

温泉付き別荘は魅力的ですが、このような追加コストがある点は事前に把握しておく必要があります。

実際にかかった費用(過去3年分)

我が家で別荘維持にかかっている水道代や浄化槽費用は以下の通りです。

【2022年】

  • 保守点検料:19,800円
  • 11条検査:3,300円
  • 殺虫剤追加:2,515円
  • 合計:25,615円

【2023年】

  • 保守点検料:19,800円
  • 11条検査:3,300円
  • 殺虫剤追加:2,515円
  • 合計:25,615円

【2024年】

  • 保守点検料:25,800円(値上がり)
  • マンホール交換:29,700円(臨時修繕費)
  • 合計:55,500円

2024年はマンホール交換が発生したため、例年より約3万円ほど高くなりました。

このように、別荘では突然の修繕費がかかることもあるため、維持費は余裕をもって計画しておくことが重要です。

別荘の水道と浄化槽維持費を抑えるコツ

別荘の維持費は意外とかかるものですが、工夫次第でコストを抑えることもできます。

対策1:薪ストーブを活用して給湯コスト削減

冬場は薪ストーブでお湯を沸かすことで、温泉やガス給湯器の使用量を抑えることができます。我が家では薪ストーブで料理やお湯を沸かすことで冬のガス代を節約しています。

対策2:浄化槽メンテナンスは定期的に行う

定期点検を怠ると故障や悪臭の原因になり、高額な修繕費がかかるリスクがあります。年1回の点検と法定検査は欠かさず行いましょう。

対策3:水回りトラブルに備えて修繕費を準備

マンホール交換のように突発的な修繕費がかかることもあるため、年間で5万~10万円程度は修繕費を見込んでおくと安心です。

対策4:水道代節約グッズで維持費を抑える

水道代は従量課金の場合、水道代を抑えるための便利グッズがおすすめです。例えば、節水シャワーヘッドは、水圧を保ちながら使用水量を最大50%カットできるものもあります。また、蛇口用の節水アダプターは取り付けるだけで水の出方をコントロールし、無駄な水流を防ぎます。


まとめ

別荘では都会とは異なり、水道代が自治会の年会費に含まれているケースが多く、定額で使い放題なのが特徴です。

一方で浄化槽の維持費や温泉利用料などが発生するため、年間で約10~15万円ほどの維持費は見込んでおく必要があります。

さらに、突発的な修繕費やメンテナンス費用も考慮しながら、別荘ライフを楽しみましょう。

別荘で実際に発生したガス代↓

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